大手電力会社
社会課題解決のビジネスアイデア創出
- 1年支援期間(伴走支援型)
- 15分類社会課題をカテゴリーに構造化
- 50件以上ビジネスアイデアを創出
背景と課題
クライアントはエネルギー会社で、本業の環境負担や市場からのイメージを変えていくためにも持続可能な新規事業の開発に取り組みたいと考えていた。しかし、社内のリソースが限られており、イノベーションプロセス全体への理解や、他業種との連携についての具体的な知見・ネットワークが不足していた。
アプローチ
Northboundは「社会課題(ニーズ)起点の新規事業開発」という視点から、エネルギー会社が解決に向けて取組むべき社会課題を「地域産業の衰退」「伝統的価値観の崩壊」「若年層の流出」「オーバーツーリズム」など15のカテゴリーに整理。それぞれのカテゴリーを消費者の課題レベルまで分解し、クライアントが提供できる価値と具体的なサービスモデルの検討を行った。また、それらのモデルを実現するための協業パートナーの繋ぎ込みを行い、有望サービスの実現に向けた支援を行った。
プロジェクトのステップ
- 01社会課題の整理
日本の都会と地方が抱える様々な社会課題を裏付けるファクトを収集。それらをテーブルに並べ、クライアントとのディスカッションやワークショップを通じて、課題をカテゴリーごとに構造化。
- 02課題解決アプローチの検討
詳細化した課題から社会・企業・住民に対してどのような価値提供が可能かという視点でビジネスアイデアを複数抽出。クライアントの事業開発・企画メンバーと共に、社会貢献度、市場性と実現性の観点から評価を実施しアイデアを絞り込んだ。
- 03ビジネスモデルと協業先提案
それぞれのサービスアイデアを実現するビジネスモデルについても検討を行い、外部との協業(オープンイノベーション)の候補先についてもNorthboundネットワークから複数提示。
結果
プロジェクトは1年間の伴走支援型で進行し、「ソーラーシェアリング」や「自律分散型エネルギーマネジメント」「まちづくりと連携したデマンドレスポンス」など50以上のビジネスアイデアと、実現に向けた最終サービス候補案の絞り込みに成功。参入に向けたオプションについても網羅的に検討することができた。また、クライアント部署の若手にもリサーチや事業企画の役割分担を設定することで、「NFT事業」や「生成AIの活用」といった柔軟な発想を自発的に生み出すきっかけを創出した。
